トコドリの漫画・2次元恋愛紹介ブログ

元・俳優(5年以上)が恋愛漫画の“演出”と“感情の揺れ”を独自視点で紹介。 推しが欲しいあなたに、刺さるおすすめの1冊を届けます。気に入ってもらえたら、ぜひ読んでみてください。(ネタバレ・PR含)

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【PR】たった1巻で完結、静かな物語の中の確かなメッセージ|『芋虫少女とコミュ障男子』感想・レビュー・おすすめ

あなたと一緒にいるためなら
どんな事でもできるよ

たとえ、醜い化け物
なろうとも……
 

ど~も~良いとこどりのトコドリです(=゚ω゚)ノ

 

自分をすり減らしながら、
誰かのために今日も動き続けているのに——

なぜか、誰にも気づかれていない気がする。

…そんな日々を過ごしてる中で
ふと、こんなことを思ったことはありませんか?

 

 

 
昔は漫画やアニメが好きだったのに……
今は時間がなくて結局最後まで読めない
 
毎日毎日こんなに頑張ってるのに、誰からも認めてもらえない気がして
頑張る意味なんてあるのかな
 
 

そんなあなたに!
是非読んでもらいたい作品が
コチラ!!

 

芋虫少女と
コミュ障男子

                  

忙しい毎日でも、たった30分で  
小さな癒しと感動が味わえる物語。

 

こんな人におススメ
  • 自己肯定感が低くて『自分なんて』と思いがちだが
    でも本当は周りから認められたいし、愛されたいと思ってる人

 

  • 静かな物語の中、優しさにあふれた人間の感情で癒されたい人

 

  • 時間がなく、合間の30分で
    物語すべてを読むことができる作品を探してる人

上記に少しでも心当たりがある方は最後までこの記事を読んでみて下さい✨✨

 

「私には関係ないかも…?」って思った方も、  
もしかしたら心のどこかでこの作品に救われるかもしれません(∩´∀`)∩

よかったら、少しだけ覗いていってください✨

 

それではいってみよ~

 

 

 

あらすじ📚

こんな私なら、恋人にしてくれる?

誰もが憧れるような美人で

優しくて、成績も優秀。
そんな完璧すぎる幼馴染みが

自分を好きだと言ってくれた。

 

けれど、自信のなさと僻みから

その想いを拒絶してしまう。

 

──そして彼女は

数日間行方不明になったのち

異形の姿となって、俺の前に現れた

 

これは、”可愛い”だけじゃ片づけられない、
誰かを想う気持ちの、ちょっと不器用で

でもまっすぐな物語。

 

引用:pixivコミック  作者:三三

『芋虫少女と
コミュ障男子』
おススメポイント🔍

 

おススメポイント 1巻完結でしっかりとまとまったストーリー

 
最近、漫画って全然読めてない。
時間もないし、長い作品は読む気力も続かなくて…。
気づいたら
最後まで読んだ作品なんて最近ないや。
 

そんなあなたにこそ、この作品はぴったり!
(。◕ˇдˇ​◕。)/

全1巻でサクッと読めるのに
ちゃんと起承転結があって、満足感も◎

30分あれば読み切れるから、
「最近時間がなくて、漫画読めてないな〜」って人に
めちゃくちゃおすすめです✨


 
 

 

本作は全1巻のラブストーリーですが、
ただ短いだけじゃありません。

物語はテンポよく進みながらも

感情の起伏やキャラクター達の“気づき”がちゃんと詰まっていて
読み終えたときに心が揺さぶられる内容になっています。


たとえ30分しかかからなかったとしても
ちゃんと一つの作品を楽しめた”と思うはずです!!

 


 

おススメポイント 異形の姿のはずの芋虫少女が
可愛く見える

 

どうせ、ヒロインはビジュアルも良くて
性格も人当たりがいいから
周りにちやほやされて…

主人公もそういう所が好きになったんでしょ
 
 

この漫画は
そういうのとは
真逆の作品です
( ゚Д゚)

確かにヒロイン自体は美人に描かれておりますが
初登場からすでに異形の芋虫になっており
見た目はどう見ても、可愛くありません。


しかし!!!
ヒロインの持つ心遣いや
行動によって不思議と
だんだん可愛く
愛着がわいてくるのです!!

 

最初は見た目のインパクトに驚くけど
読み進めるうちに
彼女の言葉や仕草、主人公への気づかいで
ヒロイン、すゞめの印象がかわってきます。

見た目がどうであれ、この子はちゃんと“可愛い”
そう思わせてくれる描写が丁寧に積み重ねられていて、
読者自身の“可愛さの基準”が少し明確になるかもしれません。

 


 

おススメポイント 周囲から逃げていた
”自分”と向き合い

1歩ずつ成長していく
主人公の行動に胸を打たれる

 

 
主人公がどんなに嫌な奴でも
結局、
周りからは認められて
困ったときはみんなが助けてくれるんでしょ? 

 

この主人公を――甘く見てはいけません(;゚Д゚)

確かに彼には、気にかけてくれる家族やヒロインがいます。

でもコイツはその優しささえ、自分の劣等感でねじ曲げてしまう。
わざと人を試し、突き放し
最後には“味方”だった人さえ
自分の世界から遠ざけようとしてしまうんです。

でも、そんな彼だからこそ異形となったヒロインのために
行動する姿に感動するんです( ;∀;)
 
 

 

物語を通し、主人公の“あーちゃん”だけでなく
ヒロインの“すゞめ”や
謎の後輩“淡河おうが)”


など登場人物たちが
それぞれ自分の「弱さ」と向き合いながら、心を成長させていく姿が描かれています。

 

あーちゃんは、極度のコミュ障で心に分厚い壁を抱えながらも
すゞめを救うために少しずつ変わろうとし、他人と関わる勇気を持ち始める。

一方のすゞめもまた、芋虫になったことで感覚や心が徐々に人間離れしていきますが
その変化の中で「自分にとって何が一番大切なのか」に気づき、自ら答えを出す。

 

それぞれの“心の変化”が、読者の胸をじんわりと打ち
気づけば、どのキャラクターにも自然と感情移入してしまう。
――そんな優しくて、切ない物語です。

 


 

おススメポイント 静かな物語の中にある
強烈なメッセージ

 

ヒロインが異形な怪物になるのは良いんだけど
基本日常系でギャグシーンとかもないんでしょ?

1巻しかないし、読み終わっても
あんまり、記憶にのこらないんじゃないの?
 
 

 

そんな作品なら
おすすめしません
(/ロ゜)/

この漫画は常に丁寧に作られており

会話の流れ、キャラの感情の機微、ストーリーの進行…
そのひとつひとつが、静かな中にも読者の心にじんわりと沁みていきます。

少しずつ、少しずつ
読んでいる人の心に感情を植え付けていって──

最後には、もう一度読みたくなってるはずです(´∀`*)

 

周りの人たちがどれだけ自分の事を思ってくれてるのか、特に、幼馴染みの告白を断ってしまったあーちゃんが、彼女の心の痛みを知り、どんな形であれ彼女を救おうと奮闘する姿は感動的です。

物語の中で人との思いやりが大切であることを教えてくれる、温かなメッセージが込められています。

 

『芋虫少女と
コミュ障男子』
漫画の感想✨✨

最初この漫画に惹かれた理由はおススメポイントでも書きましたが

芋虫になったすゞめが可愛いのよ(*´ω`*)

 

初登場のシーンは化け物感を出そうとちょっとホラーちっくな登場だったんですが(;'∀')

次のコマからもう彼女のことが可愛く愛おしく見えてしまうんです(*´Д`)

 

それに対して主人公は昔のトラウマで、ありもしない被害妄想や自己肯定感の低さから人の優しさを無下にするような主人公なんですΣ(゚Д゚)

 

ただ、この漫画の面白いところは話が進むにつれて二人の印象がだんだん逆になっていくんです。

ヒロインのすゞめは人間の姿の時は、才色兼備で誰からも愛される人間でしたが

芋虫姿になってからは、見た目が原因なのかはたまた、そういう呪いなのか、味覚がなくなり、今まで当たり前にできてた事ができなくなり

だんだん周りのすべてのものが鬱陶しく感じ始めていきます(; ・`д・´)

 

うってかわって、主人公のあーちゃんは始め、自分は卑下をされる人間だと被害妄想にかられながらも彼女をこんな姿にした責任感から、なんとか彼女を元の姿に戻すべく、奮闘し、最後は大切な何かに気づいていく過程を見ていたら

 

最初主人公のことをあまり好きになれなかったのですが(; ・`д・´)

話が進むにつれて主人公の頑張りを応援したくなります

 

ラストシーンで二人がそれぞれに答えを出したうえで、二人が出会うシーンは必見です٩( ''ω'' )و

 

 

 

トコドリの
💓推しキャラ💓

ここまで、このブログ記事を読んでいただいた皆さんにはわかると思いますが

『芋虫少女とコミュ障男子』でのトコドリの推しキャラは((((((;゚Д゚))))))

 

”異形の姿すら愛しくさせるヒロイン”

菊尾 すゞめです

✨✨°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°✨✨

 

 

やっぱりね、さんざんこの漫画のいいところなどを紹介してきましたが、正直この漫画の魅力はすゞめの可愛さありきの漫画だと思っています(。-`ω-)

 

実際問題、トコドリがこの漫画を購入にいたった経緯も、すゞめの異形の姿とその愛くるしさに心を完全に奪われてしまったのです(*ノωノ)

特にその姿がまるでペットのような愛らしさを感じさせるもので見た瞬間に思わず

「これは買うしかない!」と思ってしまったのです(*´Д`)

 

そして気が付いたら購入してしまってました(。-`ω-)✨✨

 

もしかしたら、こうした衝動的で直感的な感じで購入した経験は、皆さんもあるんじゃないでしょうかwww

 

そして、すゞめの魅力は単なる可愛さだけではありません。

その異形の姿が、彼女の内面の可愛さや不器用さと絶妙にマッチしておりペットのように癒される要素が満載です。

特に、コミュニケーションが苦手なあーちゃんと絡むことで生まれる微笑ましいシーンの数々は、読者の心をつかんで離しさないと思います(∩´∀`)∩

 

そんな感じでもし、ペットのような可愛さや、ちょっと変わったヒロインに興味がある方、または可愛いキャラクターが登場する作品を探している方には

『芋虫少女とコミュ障男子』は非常に刺さる作品だと思いますので

ぜひ一度読んでみてください(/・ω・)/。

『芋虫少女と
コミュ障男子』
総評🏅

📖ストーリー :★★★★

静かな物語だけど
心をぐっと引き込む力がある。

登場人物たちの言葉や行動が
すべて丁寧に描かれていて
「この子は今、なにを考えているんだろう?」
って想像しながら読む時間がとにかく心地いい。

物語の運びも綺麗で
自然と感情移入できる起承転結。
キャラが動くたび、ちゃんと理由があって、感情があって──
だからこそ、彼らの一言一言が胸に残る。

ただ、ヒロインが主人公に好意をよせる理由については自分の中で“こうかな?”って考える余白はあったけど

明確に腑に落ちる理由が読み取れなかったのが少しだけ心残り。
そこだけが惜しくて★4です……Σ(゚Д゚)

 

でも、だからこそ「もう一度読み返したくなる」そんな深さもあったりして。
読後にふと考え込んでしまうタイプの作品が好きな人には、確実に刺さると思います。

 


 

🎨絵の美しさ :★★★☆☆

いわゆる“緻密で映える絵”ではないけれど、
この作品の絵には、不思議な魅力とあたたかみが詰まっている。

 

特にヒロインをはじめとした“生き物”の描写には、どこか愛嬌があって、そのキャラクターに触れれば触れるほど好感が持てる

また、キャラの感情や動きもわかりやすく描かれていて
絵のテイストが苦手な人でもスッと物語に入り込めると思います。

華やかさではなく、“作品にぴったり寄り添う絵”という意味では
しっかりと役割を果たしている、そんな印象です(。-`ω-)

 


 

🧑‍🤝‍🧑キャラの魅力:★★★★

1巻完結というボリュームの都合上、
全員をじっくり掘り下げる…というわけにはいきません。

でも、それが惜しいと思うほど
登場人物ひとりひとりに好感が持てます。

特に主人公。
最初は正直
「うわ、ちょっと苦手なタイプかも」と思ってました。

他人を遠ざけて、自分から壁を作って、素直になれなくて──
まさに、トコドリの嫌いな人間像のど真ん中(。-`ω-)

 

……だがしかし!!

 

読み進めるうちに、
その不器用さの裏にある「人としての弱さ」や「優しさ」に気づいて
気づけば応援していたし、愛おしく思えていました(´ω`)

たった1巻なのにここまでマイナスからプラスに転じているのは

自分でも驚いてますwww

 


 

🐣トコドリの癖:★★★★

ちょっとこの作品は
トコドリにとっては“イレギュラー”な存在かもしれません。

というのも、トコドリの「癖」の基準って──
推せるカップルがいるか?
マスコット的な可愛いキャラがいるか?
主人公に好感が持てるか?
…みたいな、割と明確なんですよね(。-`ω-)

でもこの作品
他にカップルはいないし
登場人物も少ない。
主人公に至っては、最初はちょっと苦手だったくらいで。

なのに、読み終わったあとには、
この作品が大好きになっていて

こうやって紹介するぐらいになっていました。
(*´Д`)

おそらく理由は

すゞめの愛嬌
作品全体のやわらかな空気感


なによりも

その奥にあるメッセージの力

 

好みとかジャンルとか、そんなことを超えて──
気づけば、大切にしたくなる一冊になっていました。

 


 

🌸最後に🌸

いかがだったでしょうか?

この漫画の魅力が5%でも伝わりましたら嬉しいです✨✨
よかったら、1度あなたの手にとって
30分でも時間が空きましたら読んでみて下さい(=゚ω゚)ノ

 

 

あとがき✍️

この漫画、正直──
もっと続きを読みたかった!って気持ちはあります。
登場人物のことをもっと知りたかったし
すゞめと主人公のその後も、できれば見届けたかった。

でも、それでも──
この1巻の中に詰まっている丁寧な描写と
じんわり染みてくるメッセージは、確かに胸に残りました。

静かだけど、力強い。
そんな作品がもっと多くの人に届いたらいいな、って思います(´ω`)

読んでくれてありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう〜(/・ω・)/

 

 

それじゃ、またね~

 

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